Walletのカード画像を変えてみた!AirCard Windows導入メモ
APPS / あんこ × ちゃっぴー
Walletのカード画像を変えてみた。
AirCard Windows導入メモ
Windowsで起動して、iTunesを入れて、それでもエラー。そんなところから、ようやく使えるようになったAirCardの導入記録です。

公式EXEとの照合と、第三者ライブラリ・フォントのライセンス文書の整理が完了しています。APPS専用ページからダウンロードできます。

Walletのカード画像を、自分で作った画像にしてみたいにょ。Windowsで試したら、まずAppleのコンポーネントで止まったにゃー。

今回はLumid-Off氏のAirCard Windows v1.2.2を使うにゃん。アプリ本体の作者をきちんと紹介しながら、実際に困った導入ポイントもまとめるよ。
AirCard Windowsって何?
対応するiPhoneのWalletカード画像やパスコード用テーマを扱う、コミュニティ製のツールです。元のmacOS版AirCardをもとに、Lumid-Off氏がRustでWindows版を作っています。
anc0.jpで用意したのは、そのv1.2.2に日本語の導入案内と再配布文書を添えたパッケージ。本体EXEの改造や日本語化はしていません。Appleやカード発行元が公式に提供する機能ではなく、OSの更新などで動作が変わる可能性もあります。
iTunesを入れたのに進まなかった理由
最初に出たのは、Apple Mobile Device Support was not found. Install 64-bit iTunes package from Apple.というメッセージ。iTunesの導入と再起動だけでは解消しなかったので、DLLの場所と実際のアーキテクチャを確認しました。
確認した環境では、MobileDevice.dll、AirTrafficHost.dll、CoreFoundation.dllがすべてx86でした。一方、使うAirCardのEXEはx64。フォルダー名を見るだけでなく、ファイルの実際のアーキテクチャを調べることが手掛かりになりました。
さらにv1.2.2のソースには、Mobile Device Supportフォルダーに上記3つのDLLが揃っているかを確認する処理があります。CoreFoundation.dllが別のApple Application Supportフォルダーにだけある場合も、同じエラーになり得ます。つまり、このメッセージは「iTunesが入っていない」ことだけを意味しません。
64bitのAppleコンポーネントを確認する方向で進め、最終的に起動できました。サービスも、この環境では「Apple Mobile Device」という名前で動いていました。名前の決め打ちでサービスがないと判断するのも注意したいところです。

入れたはずなのに見つからないって、ぽえー……ってなったにょ。ファイルがあることと、そのアプリが読めることは別だったにゃー。

x64の本体とAppleコンポーネントの組み合わせを確認するにゃん。DLLだけを出所不明のサイトから集めるより、Appleの公式パッケージとインストール状態を確認するのが先だよ。
画像を適用するまで
準備するのはWindows 10/11の64bit環境、対応するiPhone、USBケーブル、必要なAppleの64bitコンポーネント。上流はiOS 18以降を対象として紹介していますが、すべての端末・カードでの動作を保証しているわけではありません。
- iPhoneをUSBで接続し、ロックを解除。「このコンピュータを信頼」を選びます。
aircard.exeを起動し、Wallet → Scanを押します。- iPhoneのWalletで対象カードを開き、AirCardに検出されたらStopを押します。
- Choose Image…からPNG・JPG・WebPを選びます。画像は中央で切り抜かれ、1536×969に変換されます。
- Apply Card Skinを押し、Walletを完全に終了して開き直します。
画像は自動で中央から切り抜かれます。残したい顔や文字を端に置かず、カードの横長比率に合わせて余白を作ると扱いやすくなります。
試す前に必要な端末のバックアップを用意してください。v1.2.2では、元のカード画像を自動で戻せる保証はありません。使う画像の権利も、それぞれ確認する必要があります。
配布するなら、作者とライセンスも一緒に
今回のパッケージには、日本語の「はじめに」、作者表記、Windows版と元のAirCardのMITライセンス全文、対応ソースを追加しました。元の添付EXE、GitHubの公式v1.2.2 EXE、GitHub公開SHA-256の3つが一致することも確認しました。
さらに、Windows向けの任意依存・ビルド時依存も保守的に含めた221パッケージの通知文書とライセンス本文を整理。4種類の組み込みフォントについても、著作権表示とライセンス全文を同梱しています。AppleのDLL・iTunes・ドライバーや、他社のカード画像・人物写真は配布ZIPに入れていません。

動いたー!のあとに、ちゃんと紹介できる形まで整えるにょ。作者さんの名前と必要な文書も一緒にしたいにゃー。

専用ページには使い方と起動エラーの確認ポイントをまとめたにゃん。公式EXEの照合とライセンス文書の整理は完了したにゃん。専用ページからダウンロードできるよ。
専用ページと参考リンク
- AirCard Windows:APPS専用ページ
- 上流のWindows版 v1.2.2リリース
- 元のAirCard / Mak5er
- AirLift / 0xjohnnydev
- Apple:Windows用iTunesの案内
この記事はv1.2.2の導入記録です。より新しいWindows版の機能・対応状況は、上流のリリース情報で確認してください。